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買取業者の選定について

高く買い取ってくれる業者とは

中古機械の取引、特に買取査定・売却にあたって、どのような業者が良い業者と言えるでしょうか。まずは何と言っても高く買ってくれる業者が良い業者ですよね。では、高く買ってくれる業者の判断基準とは何か。そのうちの1つに、「機械の購入者・機械のご売却者・同業者とのネットワークが広い」ことが挙げられます。理由としては、広いネットワークを持つので買い取った機械を高確率で即時に販売することができるため、結果として他社よりも高額査定をつけることができるからです。逆に、いくら商売とは「安く買って高く売る」ことが基本であると言えど、買い叩こうとする業者もたまにいますのでその点は要注意です。

人間的に信用できる業者か

中古機械の取引にあたっては信用できる業者をどう判断すればいいのか。その基準の1つとして挙げられるのが、「人間的に信用できるか否か」です。例えば、中古機械の取引をしたことがない企業に対しても、電話やメールでのレスポンスが良いか、どんな質問にも親切に答えてくれるか、特に電話で話してみたときの雰囲気は良好かなどで判断することができます。またそのような業者は、取引先や同業者からの信頼も厚いことからネットワークも広く、高額査定も期待できます。逆に、やり取りや商談を通して、業者自身の価値観を強引に押し付けてくるようなところは信用できないと言えます。

「古物商許可証」の保有は要チェック

業者選定の基準でも最も重要のものの1つは、コンプライアンスを遵守しているか否かです。中古機械の場合、その判断要素となるのが「古物商許可証」を保有してることです。工作機械をはじめとする機械工具類の中古品は、古物営業法第2条第1項に基づいて「古物」と定義され、ビジネスとして売買する(=「古物商」)には許可が必要になります。この許可(=古物商許可)は都道府県の公安委員会から受けるもので、手帳型の許可証が交付されます。
古物商許可証の取得には公の証明書の提出が必要であり、過去に罪を犯しているなど悪質な業者は取得できません。そのためまずは、この登録業者であることを確認しましょう。古物商はホームページや名刺に分かりやすく明示していることが最低の条件です。古物商の表示形式は、登録している公安委員会名(例:愛知県公安委員会)、そして登録番号が記載されていることが基本です。古物営業法に則り業務を行っている証ですので、見つからない場合は良い中古機械業者とは言えません。
また買取査定の現場では古物商許可証を見せない業者もあまり感心できません。古物商はそのような場で最初に提示することが定められているからです。

海外輸出を行っている中古機械業者の注意点

工作機械の売買の中でも海外輸出を行う際には、軍事転用されることを防ぐため、「非該当証明」と呼ばれる経済産業省の許可を得ることが必要です。
コンプライアンスを守らない業者が不法に海外輸出した場合、元の持ち主にも責任の及ぶ恐れがあります。

Point

買取査定における5つのポイント

Point.01

機械およびその周辺を綺麗にしておく

ここからは買取査定において、当社が重要と考える5つのポイントをご紹介いたします。
まず1つ目は「機械およびその周辺を綺麗にしておく」ことです。綺麗に使われている機械は、それだけで査定スタッフの第一印象が良くなり査定額も相場より高くなります。もしかすると不思議に思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、理由としては、綺麗に使われている機械はそれだけ大切に使われている機械。そのような機械は故障リスクが少ないため、買取後の修理・メンテナンスに手間がかからないことが多いからです。また、機械に加えそれが設置されている工場が綺麗であることも同様の理由で重要です。査定スタッフは、買取査定依頼時に受け取る機械の画像から工場内もチェックし、総合的に判断して査定額を決定します。そのため、査定時に機械を撮影する際には、機械に加えて、機械周辺も綺麗に掃除をしておくことが高額査定のポイントとなります。

Point.02

機械の資料は可能な範囲で揃えておく

買取査定におけるポイントの2つ目としては「機械の資料は可能な範囲で揃えておく」ということが挙げられます。
機械の資料として、
取扱説明書/電気図面/NC装置説明書/パラメーターシート/納入仕様書
などが挙げられますが、これら機械の資料を大切に保管していれば、査定スタッフの印象が良くなります。
なお、これら資料は当然のことながら中古品購入者の手に渡る大切なものなので、油などの汚濁に注意して取り扱う必要があります。また、資料は機械の購入時は無料ですが、後で手に入れようとすると相場は一冊1万円で高価なものとなります。

Point.03

機械の動作確認は
できる状態にしておく

買取査定におけるポイントの3つ目としては、「機械の動作確認をできる状態にしておく」ことです。
実は動作確認ができる機械とできない機械では査定額が全く変わるからです。買取査定時に動作確認ができない、例えばラインから外されている、倉庫に保管してあるなどの状態にある機械は「動かない機械」と認識され、査定額が大幅に下がってしまいます。これはどれだけ綺麗な状態であっても、また各種資料をしっかり揃えていたとしても変わりません。なぜ動作確認できない機械が「動かない機械」と認識され、査定額が大幅に下がってしまうかというと、買取業者は機械が動かないリスクを見越して査定額を決めるためです。そのため、機械を使う予定がなくなり、売却しようとお思いであれば、電源などは外さずに当社までご連絡ください。

Point.04

「売ろう!」と思ったときが売り時

買取査定におけるポイントの4つ目としては、「『売ろう!』と思ったときが売り時」であるということです。
実は機械は、それを使わなくなってしまった時、あるいは売ろうと思った時こそが高額査定の最良のタイミングなのです。なぜなら、景気の影響で相場は多少上がることもありますが、一部の高人気機種を除き基本的には買った時点から相場は下がる一方だからです。そのため、少しでも早いタイミングでの売却の決断こそ、高額査定のためのポイントとなるのです。少しでも売ろうかなと思う機械がありましたら、お気軽に当社までご相談ください。

Point.05

売却予定の機械が複数ある場合は、
一度にまとめて査定

買取査定における5つ目のポイントは、「売却予定の機械が複数ある場合は、一度にまとめて査定」することです。
買取時、工作機械については基本的に買取業者が輸送まで行いますので、査定額は

査定額=
買取機械の価値-輸送コスト

となります。そのため、売却予定の機械が複数あるのに個別で査定に出してしまうと、全ての機械に輸送コストが掛かってしまうことから、その分査定額も小さくなってしまいます。逆にまとめて査定することで、輸送も1度で済む分、機械1台当たりの配送コストが小額に抑えられることから結果的に高額査定となります。
また、売却予定の機械が複数あるにも関わらず単品で売却してしまうと、買取業者にとって中古販売しやすい人気のある機械だけが買い取られ、そうではない機械は買い取ってもらないというケースもあります。その結果、売れ残った機械については、お客様がお金を支払って処分することにもなりかねません。
そのため工場一式や複数台の機械を売却する場合は、単品で査定するよりも全ての機械を一括で査定依頼をするほうが、高額査定を引き出すことができるのです。

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